いつもなら、前もってどこのエリアに行くか予め決めて釣りに行くのだが、今回はミステリー釣行。
現地へ到着するまで、どこへ行くのか解らない。そう!つまりそこがミステリー。(まあ、ミステリーツアーと同じノリですね)
・・・といいながらも行った事があるエリアだと向う途中でどこに行くのか解ってしまうので、まだ行った事がないエリアにする必要がある。且つ、自分自身も行った事がない所に行ってみたい。
その2つを満足させるべくダブルヘッダーにしてみた。
まず1番目のエリアは、過去にドットコム戦で訪れた事がある”奥利根F.P(O.F.P)”。そして二番目のエリアは”日本イワナセンター(N.I.C)”
O.F.P(http://www7.wind.ne.jp/okutone/index_o.htm)
N.I.C(http://www7.wind.ne.jp/okutone/center/index.htm)
組合長はまだO.F.Pには行った事無い筈だし、ましてやN.I.Cなんて名前も聞いた事ないだろう。(というか私も知らなかった) この2つならきっと満足するであろう。
前日、ちと頼りないナビ君に目的地をセットし、企画書(?)、日程表(?)を作った。
しかしいざ作ろうと思ったらプリンター用紙がない!近くの99円ショップまで買いに行く!(23:00)→企画書を完成(23:30)→タックルの準備完了(0:30)→就寝(1:00)→起床(1:30)
全く寝た気がしない…。というか寝付けなかった。
寝不足で運転中にマルチアクションしてしまいそうだ…。
しかし、このエネルギーはどこから沸いてくるのか?
出発するまでの時間暇を持て余すが、ここで寝てしまうと確実に2度寝してしまいそうだったので少し早めに出発。
組合長宅に到着。路駐し、しばし仮眠する。Zzz…。
時間になり、組合長が降りてきたので企画書を渡す。エリアの場所は第一チェックポイント、第二チェックポイントと記入。
更に、ナビの登録も同様にした。(この周到ぶりときたら…。時々、A型の自分が嫌になる)
組合長の反応は上々。我ながらよく企画した。これで場所を当てられたら全てが徒労に終わる。
「とりあえず、北関東方面に向いますねー」とだけ告げ関越へ向う。
途中S.Aで休憩を挟み、3時間のロングドライブ。ようやく最初の目的地(第一C.P)へ到着。
(O.F.P)
早めについたので、ポンドを一周し状況確認。
大会で第一ピリオドで釣り座を取った場所に立ち、思わず思いに耽る。
スペシャルポンドでは、サイズ小さい魚のショートバイトをどうやって確実に掛けていくかが
釣果アップのキーになるだろう。
続いてチャレンジポンドも観察。
水温が低い流れ混み付近に魚は指していると思うが、案の定思った通りだった。しかしここまでとは。
おしくら饅頭状態…。
朝食を済ませ、タックルの準備を行い受付。半日券を購入。
いつもの水温計測。
最初にチャレンジポンドへ入場。大場所のインレット付近に釣り座を構え、NOA1.8gの臨水難波カラー(No.5)で流芯の魚をサイトで狙うが、思ったより反応が悪い。
その後、流芯を外し両サイドを狙っていくも追いが悪い。
アレレ。予想では爆釣全開の予定だったのだが・・・。
ちょっと遠投し、沖のカレントの切れ目から岸際へゆっくりと巻いてくるとやっとここでヒット。
これを機に、「私に居場所を教えたが最後!君たち全員捕獲しちゃうよー。」と調子に乗れるかと思ったが全員シカト…。
組合長もパッとしない様だったので、場所移動を提案しスペシャルポンドへ。
スペシャルポンドでは大会で好調だった(私は、ずっとスプーニングだったが・・・)クランクを試してみようと最近すこしづつ増えてきたクランクを試す。
しかし、やはりサイズが小さい為かバイトはあるものの、フッキングには至らず。
再度、スプーニングへチェンジ。ショートバイトに対応する為、NOAJrにデフォルトで付いている8番へひと通り変更。
連荘とはいかないが沖の表層で反応が良かった。隣の組合長も数匹掛けていたようだったが、その魚の小ささとトルクのない引きに、やや不満気・・・。
「やっぱ、トップはおもしれーや。」と、どこで入手したのか解らないが、恐らくバス用と思しきトップをキャストしていた。
ただ、その言葉とは裏腹に全身から集中力ゼロオーラを出していた。
トップで遊ぶ組合長。(心なしかいつもと比べ口数が少ない…。)
隣でそのオーラをヒシヒシと感じた私は場所移動を提案。再度チャレンジポンドへ移動。
管理棟から最も離れた場所に釣り座をとり、釣り開始。
しかしこの釣り座、何故かわからないが異様な臭いがする
その後、更に移動したが釣果はサッパリ。インレットにしか魚はいないのではないか?と錯覚するほど釣れない。
上空から見たら居場所わかるかな?
とても状況が好転するとは思えなかったし、ここは早めに移動した方が良いと判断し第二チェックポイントである
N.I.Cへ移動する事にした。
N.I.Cは、O.F.Pから車で30~40分位の山深い場所にあり、秘境と呼ぶにふさわしい釣り場だといえる。
名前こそ日本イワナセンターだが、ここ最近はイワナ以外にレインボーやブラウンも放流されているとの事。
また、エサ釣りがメインの様で小さいポンドが幾つもあり貸し切りもでき、家族で夏休みを過ごすには適した場所かもしれない。
午後から釣りを開始するがまだ少し時間があったので、先に昼食を摂る。
途中のエサ釣りポンドを横目でみやりながら、ルアーポンドへ。
底まで澄んでて超ドクリア!
早速ミノーを放る組合長。(実はこの時点でかなりアルコールが…。)
イワナ系が多いとの事で私もすかさずミノーをキャスト。
普段、サイトの釣りをあまりしないので狂った様にバイトしてくるイワナを見るだけで楽しい
ミノーばっかりキャストし、見切られてしまったので6月に完成したルアー専用ポンドへ移動。
運良くインレット付近に入れたので、やはりここでもミノーを中心にキャスト。
ミノーにスレてきたら、巻きへチェンジ。更に巻きにも反応しなくなったらボトムにと、とにかく飽きさせないようにローテーション。
まあ、釣れる、釣れる。特にボトムは反応が良く、二人で釣りきってしまうのではないかと思うくらい釣れた。
途中、放流が入り更に活性が上がる。
放流の様子。(しかしこの時結構酔っていて、木の棒と放流のパイプを間違えて撮影していた…。)
実は今回アップしてないが長ーい動画があるのだが、どうみてもただの酔っ払いにしか見えないので割愛させて頂く。
最終的に48匹で、ここ最近ではかなり良い釣果となった。
組合長もご満悦の様だし、我ながら良い企画になったのではないかと思う。
そして、夏休み紀行三部作。普段とは違うのんびりとした釣りを楽しむ事ができ、十分な充電ができた。
さあ、これからはトーナメントに向けまた修行、修行!